気圧は、単位面積に働く力

気圧は空気が及ぼす圧力です。静力学平衡の近似では、ある高さの気圧は、その上にある空気の重さと結びつきます。上空ほど頭上に残る空気の質量が小さくなるため、気圧は低くなります。

鉛直方向の力のつり合い

空気には重力と、気圧の上下差による力が働きます。鉛直方向の加速度が十分小さいとき、下向きの重力と上向きの気圧傾度力がほぼつり合います。これが静力学平衡です。

dp / dz = −ρg

pは気圧、zは高度、ρは空気密度、gは重力加速度。密度が大きいほど、同じ高さの差に対する気圧の減少量も大きくなります。

「一定量」と「一定割合」を区別する

1 kmごとに100 hPaずつ減るような直線ではありません。等温の大気を仮定すれば、気圧は高度に対して指数関数的に減少します。一定の高さを上がるごとに、同じ割合だけ減るという形です。

ここを整理

「下から押す気圧」だけではなく、上下の圧力差による力と重力のつり合いで考えます。